コルセット(腰痛ベルト)の効果
腰痛を経験した人で予防のためコルセットやサポーターを常用している人は多くいらっしゃると思います。多くの人が「付けていることで安心」を得ているようですが、この行為は腰痛予防に逆行する行為になります。
コルセットやサポーターの本来の役割は弱っている筋肉の補助と腹圧による正しい姿勢の維持にあります。
つまりコルセットやサポーターは身体をサポートするものであって、腰痛の根本的な原因を解決するものではありません。
不安だからといってコルセットやサポーターに頼りすぎていると徐々に筋力が低下していき、今まで以上に腰痛に弱い体になってしまいます。
また、圧迫のし過ぎによる血行不良も腰痛によくありません。 「強く締めればいいんだ」という間違った考えをされている方が多くいらっしゃいます。
さらに付ける位置も重要になります。ひとつ間違えると身体のバランスを崩し腰痛を悪化させかねません。
腰痛の主な原因は「身体のバランスの崩れが引き起こす筋力低下による血行不良」にあります。
つまりコルセットやサポーターを過信し過ぎる事は腰痛予防どころか自ら腰痛を引き寄せている行為になるのです。
私たちの身体には、自然治癒力が備わっています。"推拿"や"操体法等の"等の正しい治療:で自然治癒力を引き出すのが正しい治療法なのです。